仙台の人と街を応援する企業家組合


by crosby2
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仙台が舞台の映画

近頃仙台を舞台とした映画が数本公開されてます。
どれも今の仙台を切り取り、数十年後に見たら懐かしく想うんでしょうね。
仙台が舞台といえば、40年くらい前の日曜映画劇場で小林旭さんの映画が放映されたのを強く印象に残しています。昔の仙台がそこにはありました。
昭和36〜7年の仙台や松島や、あの当時の最高の役者陣が登場します。
なんか懐かしく、もう一度見ようかと想います。レンタルビデオがあるでしょうか?
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惜別の歌
映画『惜別の歌』
みちのく仙台と松嶋が舞台
昭和37年に公開された日活映画「惜別の歌」あにころは無国籍アクション映画として人気の高かった「渡り鳥シリーズ」や「流れ者シリーズ」が終焉を向かえ、アキラ映画の転換期でもあったように思います。そんな時代にマイトガイの流行歌は絶好調で、「さすらい」「黒い傷あとのブルース」「北帰行」「惜別の歌」のメロディーがラジオや街角に流れていました。これらの作品はパンチの効いた一連のアキラ節でもある「俗謡シリーズ」とは異なり、センチメンタルな郷愁を思い起こさせるナイスな歌でした。そんな中で「惜別の歌」はもともとは「北帰行」のB面として発売されたものでしたが、仙台城跡からは当時の仙台の町並みがぼんやりと映っています。
又、旧仙台駅や駅前の青葉通りらしき街並みも、現在の仙台駅や駅前通りからは想像できない時代の流れを感じさせ懐かしく映っています。一方、日本三景・松島湾近辺を田代みどりさん扮するガイドさんが遊覧船やバスで紹介するシーンは今も昔も変わらぬ松島の良さを感じさせます。
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小林旭さんが歌うテーマ曲は
『惜別の歌』
   作詞 島崎 藤村
   作曲 藤江 英輔

遠き別れに 耐えかねて
この高殿に 登るかな
悲しむなかれ 我が友よ
旅の衣を ととのえよ

別れと言えば 昔より
この人の世の 常なるを
流るる水を 眺むれば
夢はずかしき 涙かな

君がさやけき 目の色も
君くれないの くちびるも
君がみどりの 黒髪も
またいつか見ん この別れ

君がやさしき なぐさめも
君が楽しき 歌声も
君が心の 琴の音も
またいつか聞かん この別れ

元は「高楼(たかどの)」という題で、嫁に行く姉を妹が見送る内容でした。
昭和19年、中央大学予科生の藤江英輔によって省略・変更の上、友を戦場に見送る歌として作曲されました。
その頃藤江英輔は東京板橋の陸軍造兵廠に動員されていました。学校は閉鎖され、毎日赤紙が届き友人が次々に戦場に召集される、明日は我が身という状況です。
藤江英輔は、藤村の「高楼」を元に、友人を戦場に見送る惜別の歌として改作し、曲をつけます。
藤村の詩では「悲しむなかれ 我が姉よ」だったのを「悲しむなかれ我が友よ」と変更してます。
また、元は姉と妹の対話形式だったのが、姉の言葉にあたる部分はバッサリ削られています。
曲は軍需工場の動員学徒たちの間に広がり、皆が口ずさむようになります。
この形で広く歌われだしたため、昭和35年藤村の遺族から改作の許可を得ました。
中央大学の学生歌となっています。

この映画は
黒い傷あとのブルース(1961 野村孝)」「北帰行より 渡り鳥北へ帰る」「さすらい」に続く小林旭のヒットソングの映画化第四弾。「抜き射ち風来坊」の山崎巌と山野良夫が共同で脚本を執筆、「さすらい」の野口博志が監督したアクションもの。撮影は「兄貴」の永塚一栄。
あらすじ
三崎明は、傷心の思いで故郷の仙台へと帰って来た。少し前まで彼は東京の緑川高校で体操教師をしていたが、ある日町のチンピラと喧嘩したことからPTAの逆鱗にふれ、生徒に惜しまれながらも学校を去ったのだった。彼は、昔恩になった神戸組を訪れたが、神戸組は今は親分も亡く、未亡人を助けるのは常次郎一人というさびれ方だった。乾分の一人兵頭が組を裏切り、仙台の大部分を縄張りにしていたのだ。三崎は、兵頭に怒りを感じながらもヤクザになることに踏み切れず、ぶらぶらしていた。そんなある日、親分の三回忌がやって来た。そこで三崎と出逢った兵頭は、三崎を警戒しはじめた。兵頭は神戸組をたたきつぶすことを決心し、神戸組の最後のショバであるさくらマーケットの乗取りを始めた。あばれ込んだ兵頭の乾分はマーケットで荒れ狂い、ついに常次郎まで殺してしまった。それを知った三崎はついに起ち上った。教師の自分を振り払い、ヤクザになった三崎の様子は一変した。その変りように神戸一家は大喜びだった。一方、三崎に思いをよせはじめた兵頭の娘美那子は、父と三崎と二人の間に事が起こるのを悲しむのだった。マーケット乗取りに兵頭が使った金は百万と知った三崎は、それを賭博でかせごうと塩釜の賭場へと向った。だが運悪く手入れ、ようやく三崎は町へにげのびた。だが、手入れも兵頭が警察にさしたためと知った三崎の怒りは爆発し、彼はついに兵頭に殴り込みをかけた。一人で乗り込んだ三崎を囲む兵頭たち、やがて兵頭の拳銃が火をふいた。だが、一瞬早く、かけつけた三崎の乾分哲次の匕首が兵頭の背中にとんでいた。倒れる兵頭。翌日、親分の墓前に盃を返した三崎は、美那子への惜別の悲しみをこらえながら、立去るのだった。

作品情報 - 惜別の歌

製作年 : 1962年
製作国 : 日本
配給 : 日活

キャスト(役名) - 惜別の歌

小林旭 コバヤシアキラ (三崎明)
笹森礼子 ササモリレイコ (兵頭美那子)
白木マリ シラキマリ (加代)
田代みどり タシロミドリ (みどり)
金子信雄 カネコノブオ (兵頭)
「惜別の歌」キャスト一覧
スタッフ - 惜別の歌

監督
野口博志 ノグチヒロシ
脚本
山崎巌 ヤマザキガン
山野良夫 ヤマノヨシオ
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by crosby2 | 2010-03-14 22:14 | 散文