昔の仙台②
2008年 02月 23日
仙台市宮城野区
藩政時代 伊達家の足軽衆 二十人町衆が住んだ町 二十人町
鉄砲町と並び戦前の街並を色濃く残す町 近くには矢先神社や釈迦堂が点在し
戦前は四連隊 兵舎に陸軍幼年学校 戦後は進駐軍
警察学校に自衛隊 新旧日米の兵隊さんを相手にした商店が点在し
賑やかで華やかな街 伊達の時代、近くの榴岡公園は花見の名所
だった。
昭和30年代後半の二十人町
私の家だった所も築200年ぐらい経った土蔵作りと鉄の窓枠に
敷地の中には神社が二つ 和装の、芸者さん風の陶器やらお狐さんやら山神社やらがたち
周囲を石垣に囲まれた土壁の古いお屋敷だった
そんな街並は空襲で焼けるでも無く
街並み保存の意識がない人々によって変貌とげ
無くなりつつある。
宮町
古くは東照宮の門前町として栄えた御宮町
早380余年
西公園(昔の常盤町)にあった公娼が
今の旅籠町(新常盤町)に移り
明治から大正昭和と大門の中の閉ざされた公娼と、周りの私娼街が並ぶ
遊郭街が立ち並び東照宮参りと称した参拝者 観光客や商人が多いに行き交い
華やかな街だった。
昭和33年3月で遊郭の街の灯は消え
郊外へと伸びて行く街と商店の通り道と化し空洞化してゆく
昭和30年代後半の宮町通り